4月25日(火) → Grijo (宿 Albergue Salvador de Grijo Hostel)
距離 19km
歩行時間 7時〜12時40分ごろ
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コップブラシのような花 |
今日の始まりは長い長い街中の坂道歩道。いつまで続くのか…。しばらく歩き続けて村に入るとアズレージョの綺麗な教会が。
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やはり入れず、開いてない教会が多い |
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この坂を降り切って集落に入ったところで庭に出ていたおじちゃんが話し掛けてきた。どうやら先日通過したローマ時代の遺跡と関係あるようで、この道はローマに繋がる道らしい。石畳もいつもの四角い石ではなく、丸い石がランダムに敷かれているので相当古そうだとは思っていた。
恒例カフェタイム。クレデンシャルのスタンプをもらおうとすると、どうやら無いらしい。どこでももらえると聞いてたけど。そしたらカフェのママさんがレシートの店名を指差して、どうやらこれを自分で書け、と言ってる様子。こっちの人、日本人並みに英語ができないみたい。しかもこっちが分かろうが分かるまいが、お構いなしに話す。スタンプとして認められるのかなぁと思うけど仕方ない。
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…大丈夫? |
店を出て歩き始める。そしたらカウンターにいた客の女の人が背後で何か叫んでる。忘れ物⁈ お店のママさんがこちらに向かってくる。何と、袋いっぱいのパンを持たせてくれた!しかも「水はあるの⁇」とまで。水はちゃんと持っていたので、パンだけいただいた。本当に毎日何かしらの親切に出会えて嬉しくなる旅路。
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早速いただくとめちゃくちゃ美味い! |
今日は天気も良くなりそう。
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飛行機雲と教会と空がきれい |
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とうとう海が見えた! |
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まだ新しそう |
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リオデジャネイロの像みたいなのが立っている |
今日のアルベルゲはかなりクラッシック。ちと怖い…
14時半受付開始なので、場所だけ確認してて隣のバルに行ってみたら、おっちゃんが「入っとけ、入っとけ」。勝手に入ってランチ開始。
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昨日の肉が入ったバーガーと隣で買ったビール |
しかし15時を過ぎても誰も来ない。よし、先に買い出しに行こう。Googleマップでお店を探す。1km以上離れているみたいだけど仕方ない。近くの店は全部閉まってる。てくてく歩いて店に到着。閉まっている…。再び夕食難民の危機。ひとまず宿に戻ろう。
ホスピタレイロいたー、良かった。結構なお歳なのにスマホの翻訳機能を駆使して喋る喋る。そして店が閉まっている理由が判明。今日4月25日はポルトガルの革命記念日、つまり祝日。でた、今月2回目、4月6日の聖木曜日と同じくほとんどの店が休み。レストランに行くなら予約してあげるよ、と言われたけど貧乏旅行、隣のバルで調達&キッチンに他の人が置いていったスパゲッティで夕食。とりあえず難民回避、よかったぁ。
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パスタ・チョリソー・もらったパン |
実はこの日の宿泊は自分ら二人だけ。ホスピタレイロに戸締りして寝てね、と言われた。…夜中12時前ごろ目が覚めて、なんだか変な音がどこかしこから聞こえる気がする。そして実は実は、道向こうは巨大な墓地。そして驚くことに夜中でも教会の鐘が鳴る!12時に12回、しかも2回鳴る。そして30分にも鳴る。それがひじょーに怖い…。結局4回の鐘の音まで聞いてやっと眠くなった。が、今度は蚊に悩まされる…。「ぷううう〜んん」。4匹殺してもまだいる。寝ついた途端、またあの音。最悪の朝だった。