2023年4月22日土曜日

4/22 Camino 12日目 Sernadelo → Águeda

  4月22日(土) →  Águeda(宿 Santo António pilgrims albergue

距離  23.5km

歩行時間  7時〜14時15分ごろ


こっちはわらび食べない?

昨日は雨だったけど、今日は回復するみたい。しばらくはポツポツと雨が落ちてたけど、何とか良くなりそう。



 平坦な道が続き、なかなかのペース。


今日はあの居心地の悪いアルベルゲを早々に抜け出したので朝ごはん無し、8時半ごろにガソリンスタンドで燃料(朝ごはん)補給。

チーズがのったミートパイ?半分で充分


雲の感じが西洋画に出て来そう


今日は教会に入れずじまい

城ですか、というような大きな家が多い地域

巡礼の旅では「クレデンシャル」という道を通過した証拠としてスタンプを押してもらうための手帳を携帯、宿や教会、カフェなどで押してもらう。そしてその証拠があれば最終目的地のスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラで巡礼証明書がもらえる。但し、色々なルートがあるけど、その最低条件はサンティアゴ手前の100kmから一日に2つのスタンプ取得、自転車で行く場合は200km、など。

が、コインブラの修道院宿で、コインブラから一日に二つ必要だから気をつけて、と言われた。え?100km手前からでしょ?って聞いたら、どうも条件が変わったみたいで、あのスペイン&オランダ弥次喜多コンビも知らなかったみたい。どうやら列車やら車に乗ってズルをする輩がいるようで、条件が厳しくなったみたい。

今日はそのスタンプをスタンドでもらうのをすっかり忘れていた。宿手前の村や町でもらうしかない。だけど行けども行けども店がない。やばい。疲れてきた。炭酸飲みたい。ビール飲みたい。

ビールとスタンプ、ゲット

宿から5kmくらい手前でやっと店を見つけて無事スタンプクリア。ついでにWi-Fi繋いで宿のメール確認しようと思ったけど、パスワードがどうしてもわからない。店のおにいちゃんも1人でホール回していて尋ねるのははばかられる。友人が店の中をウロウロしていると、それを見ていたお客のおいちゃんが「Wi-Fi?あそこだよ」とわざわざ声を掛けてくれた。こちらに来てから毎日一回は地元の人の親切に助けられている。ありがとう、おいちゃん!

そして、毎日一回はトラブルに遭遇する。公営のアルベルゲの場合、原則予約ができないけど、カミーノアプリを通すと予約できることがある。今日の宿にも昨日メールを出していたけど返事はなし。やっぱり公営だからムリか。ところが到着してみると「予約は?」「いや、昨日メールしたけど返事がいただけなくて」「いや、メール来てませんよ」「え?」「ドミトリーは1ベッドしか残ってないです」。…。

結局、気の毒に思ったのかバスルーム付きのツイン54€のところを40€にしてくれるとのことで、ここに泊まることに。宿確保、今後も雲行きが怪しい。

キッチンはあるけど、恐らく20人以上泊まっている。しかもイタリア人グループがキッチンを念入りに下見している。今日はレンチン料理買ってくる方が無難かも。修道院から同泊のドレッドヘアにいちゃんもきっと何か作るハズ。

買い出しから戻ると、予想通りイタリア人グループがパスタ、サラダなど夕食作りでキッチン占拠。おっちゃんがパスタソースを付ききりでずっと煮込んでいる。合間をぬって自分らの準備。

サラダ、チリコンカン、スモークハムなど

火を使わなかったけどなかなか満足な晩ごはん。そういえばお昼食べてなかった。

友人がちょっと部屋に戻った時、イタリア人グループに写真撮影を頼まれ、お礼にパスタをもらって来た!本場のアマトリチャーナ!めちゃくちゃ美味しかった‼️

市販のソースがベースみたい、でも何か違う!

Buono!ごちそうさまでした!

イタリア人キッチン占拠終了後、ドレッドヘアにいちゃんの調理開始ー。美味しい匂いがしてた。


リスボンから241km歩いてきたことに。
目的地まで312km。でもきっと直線距離。リスボンからサンティアゴまでは600km超え、もっと歩いてるはず。

5/18 ・19 マドリッド・バラハス空港へ、帰国します!

無事帰国しましたが、日々の雑事に忙殺され、こちらの作成が滞っていました。 5月18日(木)〜19日(金)  マドリッド・バラハス空港から帰国へ 今日は帰国の途へ。9時過ぎの飛行機なので7時前には空港に着きたい、で、タクシーの予約は6時。ただ 予約アプリからなので本当に来てくれるか...